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日用品として

 

どんなものでもそうですが

長く使うことで自分だけのものになっていきます。

 

あの日の天気、あの日の出来事、あの日の会話

自分自身との時間を重ねることで

無くてはならないものに変わっていきます。

 

毎日使う日用品の価値は

そういうところにもあると思います。

 

2023.4.9

自分だけの器と出会う

 

器との関係では、役に立つもの、必要なものという

生活の必需品としての選び方が一般的ですが

 

便利なモノとそうでないモノ、新しいモノと古いモノ

相反する両方を楽しむライフスタイルが豊かさの幅を広げてくれる気がしています。

 

ただ側に置いておく幸せもある、という考えもあって良いと思います。

 

2023.3.18

移りゆく表情に合わせて

 

吹きガラスの良さはあのライブ感にあると思います。

自由で伸びやかなガラスの表情には

他にはない独特なエネルギーを感じます。

 

器を作る過程では

立体を数値で再現していくための「ゆがみを整える技術」

流れや勢いなどの情緒的表現が大切になります。

 

そのような跡を残したガラスには

硬質な佇まいの中に

なにものにもとらわれない自由な姿が見え

気持ちが動かされるのかもしれません。

 

2023.1.31

平凡にする理由 

 

WASHIZUKA GLASS STUDIO

2015年にハンドメイドで日用品を作るガラスブランドとして立ち上げました。

何を使うかより、どのように使うかを大切に、

使い道を想像しやすい素直な形を心がけています。

 

物質的なものではなく、自分という人に価値を置く

 

毎日を心地よく生活するとは、そういうことだと思います。

自分の好みに正直な自分らしい暮らし。

そこには、様々なスタイルに馴染む道具があればいいはずです。

シンプルで目立ちすぎず、そしてどんなシーンにも調和する

そんな平凡なガラスが生活には必要だと考えます。

 

 

Why mediocre

 

WASHIZUKA GLASS STUDIO was launched in 2015

as a handmade glass brand for daily necessities.

We value how to use rather than what to use,

and try to make it easy to imagine how to use it.

 

Put value on yourself, not material

  

I think Living comfortably every day is like that.

Living honest to your tastes.

What I need is a standard tool that adapts to various lifestyles.

That's why we make simple, unobtrusive, mediocre glass that fits in any scene.